防衛大寮学生髄膜炎菌感染症死亡横
横須賀市(よこすかし)や防衛大学校(ぼうえいだいがっこう)によりますと、先月(せんげつ)１９日(にち)の夜(よる)、学生寮(がくせいりょう)に住(す)む１０代(だい)の男子学生(だんしがくせい)が発熱(はつねつ)の症状(しょうじょう)を訴(うった)え、次(つぎ)の日(ひ)に市内(しない)の病院(びょういん)に入院(にゅういん)しましたが、症状(しょうじょう)が悪化(あっか)し、２５日(にち)に死亡(しぼう)したということです。市(し)が調(しら)べたところ、髄膜炎菌(ずいまくえんきん)に感染(かんせん)したことで、頭痛(ずつう)や発熱(はつねつ)の症状(しょうじょう)が出(で)てショック(しょっく)状態(じょうたい)などを引(ひ)き起(お)こす、「侵襲性髄膜炎菌感染症(しんしゅうせいずいまくえんきんかんせんしょう)」で死亡(しぼう)したことがわかりました。接触(せっしょく)した学生(がくせい)など７６人(にん)を調(しら)べたところ、１０人から髄膜炎菌(ずいまくえんきん)が検出(けんしゅつ)されましたが、新(あら)たに発症(はっしょう)した人(ひと)はいないということです。横須賀市(よこすかし)によりますと、国内(こくない)ではほかにも学生寮(がくせいりょう)での発症例(はっしょうれい)が報告(ほうこく)されているということで、市(し)は手洗(てあら)いやうがいで感染(かんせん)を予防(よぼう)し、十分(じゅうぶん)な栄養(えいよう)や睡眠(すいみん)をとるよう呼(よ)びかけています。
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